【用語集】SaaS
「SaaS」は「Software as a Service」の略で、「サース」または「サーズ」と呼びます。ベンダーが提供するクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネット経由してユーザーが利用できるサービスです。
「SaaS」の概要を聞くと、「ASP」(Application Service Provider)を想像する方もいるのではないでしょうか。一般的に、「SaaS」は提供されるソフトウェアを、「ASP」はサービスを提供する事業者やビジネスモデルのことを言いますが、本質的な違いはあまりないと言えるでしょう。
「SaaS」の特徴としては、主に以下の2つをあげることができます。
1)インターネット環境があればどこからでもアクセスできる
ソフトウェアはクライアントのアカウントごとに提供されているため、オフィスだけでなく、自宅や外出先からもアクセスが可能です。また、デバイスが違ってもアカウントが同じであれば、同じサービスを利用することができ、リモートワークなどの働き方にも大きな影響を与えています。
2)複数のチーム・複数の人数で編集や管理ができる
ドキュメント編集機能、ストレージ機能が搭載されている「SaaS」では、複数のチームや複数のユーザーで同時にデータの管理・編集ができます。ひとつのファイルを共有し、同時に管理・編集できることは、パッケージ型のソフトウェアにはない大きな特徴と言えるでしょう。